マンスリーアーカイブ


2011年4月04日

4月になりましたね。

今でも現実の事とは思えないような、大きな大きな被害を被災地にもたらした東北地方太平洋沖地震から、3週間あまりが過ぎました。たとえば、穏やかな日常や美しい出来事、何を綴るにもふさわしくない事のような気がしてしまいます。

ありきたりの言葉のようで、どんな風にお見舞いの言葉を述べても全く足りない気がしてなりませんが、今回の地震により亡くなられた方々とご遺族に深くお悔やみを申し上げるとともに、生まれ育った愛する土地、地域の大変な光景を目のあたりにされ、さらに経験した事のないような恐怖や不安、悲しみを抱えながらも今なお不自由な生活を続けていらっしゃる被災地の方々や、そのご家族、関係者の方々(人も、たくさんの動物たちも)、また福島第一原発の問題で住みなれた我が家を一時的であるのか長期にわたるかの予測も立たない中離れなければならない方々、逆にさまざまなご事情で不安を抱えながらも現在の場所に残らざるを得ない方々、全ての方々に1日も早く、そして少しずつであっても日々やすらぎと、平穏、そしてやはり少しずつであるかもしれませんが喜びや笑顔が戻ってまいりますように心からお祈り申し上げます。

日比谷花壇では、被災地の一日も早い復興を願い、亡くなられた方々や被災地の方々に寄せる思いを花に込めてお届けするため、支援金『絆の花』の募集を3月31日から開始いたしました。http://kizuna.hibiyakadan.com/

花の持つパワーをもって被災地を継続的に支援していくことはもちろん、フローリストとしてこれまで以上に全国各地の花の生産地と消費地をつなぐ役目に努め、地域をはじめとする経済の復興に向けて、微力ながらも全力で取り組んでいきます。

私は幼いときからおじいちゃん、おばあちゃん子でした。私自身大好きな『千花』という名は祖母がつけてくれた名前です。春生まれなので、『たくさんの花』という意味で『千花』なのではなく『1輪の花でも良いからいつでもそばに花を飾る事のできる心の健康とその程度の余裕のある暮らしがずっと続きますように』という意味です。この『千花』という名を与えてもらったおかげで、まったくその通りに、小さな庭で花を育て、花が咲けばマグと一緒に庭にすわり花を眺め、部屋のあちこちにごく数輪ずつの花を飾るのが日常になっています。そんなあたりまえで、ささやかな時間さえも、一瞬にして奪われてしまった場所がここからほんの数百㎞離れた場所にある。毎日、流れる避難所のおじいちゃんおばあちゃんの姿が祖父母と重なります。「(もちろん場所によってです)医薬品はあまるほど届いているけれど、お年寄りの為のサイズの大きな下着がまったくない」という発信を見ました。

また、所属している乗馬クラブの仙台校が被害の大きかった荒浜にあり、半数近くの馬たちが亡くなりました。地震後、馬たちのつぶらな表情を見るたびに亡くなった馬たち、奇跡的に生き延びた馬たちの姿と重なり、瓦礫の中から助け出されたわんちゃんは数年前に病気でなくなった愛犬のスミレと重なります。

ガソリンをかき集めて、被災した馬を大きな大きな馬運車に乗せて非難の為の牧場に運び、折返し運転で今度は100台の自転車を詰め込み、まだ瓦礫の撤去が進まず車が通れない地域に届けるといった活動をしている人たちがいます。

悲しみと疲労と不安の中にいる人、動物たちに個人の力では小さいけれど、きちんと情報収集した中で必要な物を必要な場所へ届けるための義援金や物資支援をこれからも続けて行きたいと思います。

おそらく日本中、世界中の多くの方々がそれぞれのかかわりやつながりや暮らしの中で、いろいろな形での支援をこれからも続けていかれると思います。私はその、『それぞれのかかわりやつながりの中で』という事がとても大切な気がしています。その、それぞれのかかわりやつながりによる支援が『かたよりのない幅広い支援』に繋がっていくと思うからです。

夕ごはんを食べたあと、1時間でもインターネット等で自分の好きなこと、好きな人、好きな場所なんかをいつもより少しよく調べると、さまざまな業界の方が実にさまざまなかたちでいろいろな支援、行動をしている事がわかります。長期に渡って継続的な支援を続けるには自分の興味のあることや昔から大好きだった分野にちなんだ、だからこその日常的に可能な支援をみんなで心がけ、すこしでも被災地と日本が健康的に美しく力強く立ち直れるよう日々明るい努力をしていきましょう。

2011年4月19日

世田谷馬事公苑は桜の名所

東京はソメイヨシノがほぼ終わり、枝垂れ桜や八重桜が盛りですね。



お天気が良かった日曜日、世田谷の馬事公苑で『馬に親しむ日』というイベントが開催されているということで、桜も美しいことですし、おにぎりを持ってぷらぷらと一人出かけてきました。

馬事公苑は桜がきれいとよく聞いていたのですが、実際に出かけるのは初めてでした。行ってみると、ソメイヨシノだけでなく、さまざまな種類の八重桜、枝垂れ桜、山桜がいたるところに植えられていました。桜は品種によって数週間開花の時期がずれますからかなり長い期間何かしらの桜が楽しめると思いますよ。





『馬に親しむ日』という事で、ポニーと触れ合うことができたり、家族で体験乗馬を楽しむ事ができたり、スペインのアンダルシアンホースダンスのショーがあったりと、とてもとてもにぎわっていました。



                   

こちらがアンダルシアンホースダンスショーのひとこま。

足を高く上げながらダンスしているように歩いたり、こうして立ち上がったり、なんだか馬たちも自信満々でスターの貫禄でした。



こちらは警視庁騎馬隊による体験乗馬コーナー。

警視庁に騎馬隊があること自体知りませんでしたが、どうやら普段は交通安全等の各種パレードに参加したり、日によっては皇居前広場でパトロールなんかもしているようです。

このようにきちんと正装した騎馬隊の方に抱えられて馬に乗った子供たち、とっても嬉しそうでしたぁ。王子様になった気分ですよね・・・。



この日は、各大学馬術部による障害馬術競技も行われていて、もうほんとにほんとにかっこ良くて見とれてしまいました・・・。『青春』って感じでした(笑)それにしてもどこで馬を見ていても後ろにも横にもさくら、さくら、さくら・・・。しかも、この障害を飛んでいるお馬さんは桜色のイヤーネットしていて可愛かった。

背景の桜の木々はまだまだつぼみですし、今週末辺りもきっと美しいと思います。

馬の放牧場等もありますし、馬術の練習等も行われているので桜を見がてらぜひ足を運ばれてみるとちょっといつもと違ういろいろな光景が見られて楽しいと思いますよ。ぜひ、お弁当を持って・・・。





2011年4月26日

青空の似合う小須田牧場

週末は大雨の土曜日と快晴の日曜日、まったく両極端な2日間でしたね・・・。

よく晴れた日曜日に、乗馬クラブのイベントで日帰りの外乗ツアーに言ってきました。

お世話になったのは清里の小須田牧場さん。


広いまきばや馬場、放牧場、牧歌的な雰囲気がのどかでのんびりとした本当に可愛らしい場所でした。

我が家のお庭ではもうすっかりシーズンを終えた水仙も、ここ清里では今が一番きれい。道中のソメイヨシノもとてもきれいで、山並みは若葉のミントグリーンと桜のほのかなピンクが交互に溢れかえりそれはそれはきれいでした。


動物たちにとっても春は躍動の季節。ここ、小須田牧場には少し前に子ヤギが誕生し、その子に会うのもとても楽しみにしていたのですが、いましたいました。とっても元気に・・・!



お母さんヤギは長いヒモにつながれていましたが、子供はそんなに遠くには行かないのでしょうね。何にもつながれず、太陽がそそぐ芝生が嬉しくて嬉しくて、ピョンピョンねじり跳びの連続でした。朝の10時から午後の2時頃までそのねじり跳びは続き、ようやくくたびれてこのとうり。



その脇には春の代名詞、オオイヌノフグリ。



なんだかこの2人、寄り添っているみたい。

ひとしきり子ヤギと遊んだら、富士山の見えるひろーい馬場でウォーミングアップしてからみんなで外乗に出かけます。



見えますか?右奥に純白の富士山・・・。アイスクリームみたいでした。





林の中の外乗風景も撮影できたら、とカメラをポッケに入れていましたが、思いのほかハイペースに走ったり、急坂を下ったり、結局撮影できたのは馬たちの休憩、牧草タイムのこの1枚のみ。





途中、直進のあぜ道で私の乗ったミルキーちゃんがノリノリで駆け出してしまい、少し冷やりとしましたが、無事に1時間半の散策を終えました。





この子はマルちゃん。とっても人懐こくてなでるのをやめると「なでて、なでて。」とおねだりの足タンタンをします。厩舎の方に「ずいぶん人懐こい子ですね」と声をかけたら、私は競馬はまったく分からないのですが『Mr.CB~ミスターシービー』と言う、ずいぶんと活躍した競馬馬の子供らしく、小須田牧場に来る前のもといた厩舎担当者にそれはそれは可愛がられていたのだろう・・・、とのことでした。人が来ればすりすり、馬も好きだけど、人が大好きなマルちゃんだそうです。やっぱり人だって動物だって、怒られてばかりだったり、淋しい想いばかりを経験して育つより、こうして大切に可愛がられて褒められて育ったほうがおおらかでほがらかで優しい子になりますよねぇ・・・。



こちらはローラさん。ダルメシアンのようで素敵だったのでたくさん写真を撮ってしまいました。のんびり屋さんで外乗中もいつも遅れてしまって、先導の牧場の方に「ローラ、ローラ、行くよぉ、行くんだよぉ。」と、声をかけられていました。でも毎回そんなローラさんは、まだ乗馬歴が短くて、操る技術に自身がない人を乗せるんだそうです。決して急いだりびっくりしたりして走り出してしまうことがないから・・・。


この小須田牧場さんのモットーは、どうぞどうぞどんどん馬に乗ってください、と言うのではなく、「まずはのんびりとした牧場の風景を楽しんでください、そしてヤギやうさぎたちを見てみてください、馬たちをなでてあげてください、そしてもし興味があれば、どうぞ優しい馬たちに乗ってみてください」ということだそうです。女性や子供たちに牧場の楽しさを体験して欲しいとおっしゃってました。私たちが帰る頃に、子供たちを連れたご家族がいらして、小さなポニーに乗りたいと言う子はポニー、水玉のわんちゃんみたいな子に乗りたい!(多分ローラさんのこと)と言う子には水玉のローラさん、思い思いの子を選んで広い広い牧場を引き馬してもらっていました。



小須田牧場さん、素敵な1日をありがとうございました。