マンスリーアーカイブ


2009年6月01日

森の美しい蓼科に行ってきました

先週は数日間お休みをいただいて長野の蓼科に行ってきました。親しい友人の素敵な別荘があり毎年若葉の美しいこの季節と、涼しい場所で過ごしたくなる真夏にお邪魔させて頂きます。アメリカの絵本作家でもあり、植物を愛する人ならば誰もが憧れる園芸家Tasha Tudor(ターシャ テューダー)が大好きなご両親が何年もかけて庭作りをされ、深い森の中にふっと優しいGardenが静かにたたずんでいるような場所です。

我が家のマグもハーネスをつけてお散歩。立ち上がって辺りを確認しては走り出し、また立ち上がっては小鳥のさえずりに耳を傾けて・・・。毎回鹿のファミリーを見かけますが去年はこの近くでなんと!天然記念物のカモシカが一人歩いているのを見かけ本当に感動しました。

この小道にはルピナスをいくら植えてもモグラに食べられてしまうそう。確かに、この場所にピンクやブルーのルピナスが群生していたら、まさにターシャの庭ですね・・・。でも小花がチラチラと咲くこの感じが私はなんとも自然で大好きです。マグはお気に入りのオレガノやワイルドストロベリーを見つけては頬張っていましたよ。あれ?なにかコンコンと音がします。上を見上げると・・・。

シジュウカラがおうち作りに励んでいました。キツツキか誰かが開けたまあるい穴に入っては中を広くしたいのでしょうか、コンコン木を削りカスを沢山くわえて外に出てきます。こういう光景を見ると木の一本一本が、葉の一枚一枚が豊かな命の営みに大きく関わっている事を感じます。このブログを見てくださっている一人でも多くの方が自然の美しさや大切さを感じお庭に1本でも多くの木を、ベランダに一輪でも多くの花を咲かせて下されば、そうしてその事が少しでも地球を救う事につながればと強く思います。

この季節は、本当に動物たちの活動が活発になる時。近くの蓼科湖にはカモの子供たちがお母さんに連れられて大急ぎで泳いでいました。黄色いカキツバタは幼い子ガモにとっては命を守る大切な隠れ場所。きちんとそれを母ガモが教えているようでした。

そろそろ皆さんも夏休みの計画を立てられる頃ではないでしょうか・・・?ぜひ、緑豊かでとても静かな蓼科や八ヶ岳に足を運んでみてください。自然な美しさはもちろん、とってもお勧めのレストランがあります!日本ではまだ珍しい北欧料理のお店なのですが外観もまさにデンマークやフィンランドの可愛らしい建物です。名前は『北欧料理 ガムラスタン』デンマークでは一般家庭ももちろんですが、海辺にこのガムラスタンのようなレストランがポツンとありました。

北欧料理の代表的メニュー、ニシンのマリネやサーモンがまさに現地のままのレシピでサービスされます。しかも、温かみのある少しぽってりとしたスウェーデン製のお皿に乗って・・・。真夏のランチはぜひここ、ガムラスタンのテラスで花柄のワンピースを着て北欧料理を味わってみてください。

2009年6月03日

日比谷花壇会員様のお宅をお花で飾りました。

お客様からお部屋のフラワーコーディネートの依頼があり納品に行って来ました。お宅があるのは赤坂の高層マンション。アメリカ大使館宿舎やホテルオークラを見下ろすロケーションの32階。道行く人よりもひっきりなしに都心上空を飛ぶヘリコプターのほうが近くに感じました。今回ご依頼を下さったお客様は非常にお忙しい方。日々のお手入れに手を煩わす事のないよう、プリザーブドフラワーとアートフラワーでのコーディネートとなっています。

このダイニングテーブルだけではなくお宅の家具は全てイタリアのCassina。白、ダークブラウン、ベージュで統一された空間にマッチし、モダンなお部屋に優しく有機的な風がそよぐ様、お花に関しても白、グリーン、ブラウン系といったearth colorで統一しました。ゲンコツほどの大きさのある白いストーンにさり気なく置いたのは胡蝶蘭。テーブルの中央に固めて配しても、お客様がいらっしゃる際にはお一人お一人へのウェルカムフラワーとしてグラスの足元にあしらって・・・と言ったアレンジも可能です。

こちらは寝室のフラワーフレームアート。使用しているファブリックは日頃からお世話になっているリビングデザインセンターOZONEさんのものです。非常に繊細な織りで描かれた模様も質感も美しいものでした。寝室ですから、毎日ゆったりと静かに眠りにつくことができるよう、日本古来から親しまれているトクサをメインに使用し、禅的な印象かつ、西洋的なモダン空間に映えるよう東洋と西洋を融合させたような、そんな印象に仕上げました。

書斎の書棚(と言っても壁全体がシックなダークブラウンの棚になっておりそれはそれは素敵でした。)にはブラウン系のバラをさらりと並べて・・・。数年前、プリザーブドフラワーの出始めの頃はいかにも人工的な色のものばかりでしたが今では素敵なニュアンスカラーの物が沢山ありお陰でこんなにしっとりとしたアレンジも可能になりました。

全ての納品が終わると・・・、ヒラメと梅肉の冷製パスタ、アワビのシャンパン蒸し、オックステールのシチューなどなど高級レストランさながらのお手製お料理でおもてなし頂き本当に恐縮してしまいました。感激尽くしのディナーでした。本当に、ありがとうございました。

2009年6月05日

雨の大好きな子供たち

池のおたまじゃくしがカエルになりました

我が家の庭にはずっと昔から何世代にも渡ってカエルが住み着いています。さほど大きくはない庭ですが木々がうっそうとし、池があるので居心地が良いのでしょう。毎年春には3カップル位のカエルたちが沢山卵を産みます。しばらくは池の淵にオタマちゃんたちがぎーっしりでしたが、今週に入りみんな着々とカエルになり池から巣立っています。

なんとこの葉はスミレの葉。いかにカエルベビーが小さいかお分かりになると思います。

雨の日はそれはそれは大変。空から降る水滴に大喜びのベビーたちがいたる所にピョンコピョンコ跳ね回っているのでつま先立ちで少しずつ歩かなければなりません。生まれたばかりなのに物陰が揺れると危ないのだと一応理解しています。大急ぎでスミレの葉や石の陰に逃げ込みます。誰かに教えられたと言うよりもDNAが残っているのでしょうね・・・。DNA・・・、目に見えないものですが伝達能力が強いのだと思います。そう考えると、身近な動物や植物たちが私たち人間を怖がらなくて済むよう、日々優しく大切に接して行かなければ、と感じる光景でした。


さてさて、5月20日に記事を書きましたが屋上で植えた睡蓮キット、着々と成長しています。葉も、浮き草のアマゾンフロックピットもだいぶ増えましたよ!水のある風景は心和む物です。ほとんどお手入れも必要ないので、ご自身で育ててみることをぜひおすすめしたいのですが父の日のギフトにいかがでしょう?

2009年6月09日

お庭の睡蓮、会社の屋上睡蓮とも1輪目のお花が咲きました!

あれ?というほどに涼しい日もありますが、おおむね暖かい毎日となりました。太陽大好きな睡蓮たちがいたる所で花開いています。こちらは本社屋上の睡蓮。つぼみがニョーッと出ているの、見えますか?このつぼみは5月20日に「花のある暮らし」サイトでキット販売している物を実際に植えてみた物なのですが、1ヶ月もせずにこの成長ぶりです。咲いているお花は、もう数年この場所に植えられている物なのですが、池ではなく深さのある睡蓮鉢に植えられた物なのに毎年このように美しく咲いてくれます。



こちらは我が家の池の睡蓮です。昨年この池にポットのまま沈めましたが今年もきちんと咲いてくれました。

ぼんやり写っていると思いますがひらひらと金魚が泳いでいます。ビオトープ、として生態系を再現しようとする場合植物だけではなくめだか等の小魚を泳がせたほうが水質が循環し透明度が維持されます。その際ちょっとした注意が必要なのですが、睡蓮のようにお花の期間が長く、どんどんつぼみが現れ咲き続けてくれる植物はそれ相応に株が消耗していきますので追肥が必要です。その際に化学肥料は魚たちにとっては有害になる事が多いのです。さて、魚にも害にならず一般家庭にほぼある物で肥料となる物は何でしょう??


答えは・・・。そう、あのお味噌汁のだしをとったりする『煮干』です。昨年、我が社の植物博士に教えて頂き、今年睡蓮の葉が出始める頃に実際に煮干を土の中にグィッと埋め込んでみました。そうしてこのようにきれいな発色も良く大きな花を咲かせてくれたので大いなる、自然の効果が発揮されたのでしょう。煮干君、ありがとぉ!!


睡蓮、といえばとってもとってもお勧めスポットがあります。水生植物の鑑賞だけではない場所。沢山の写真があり、長いレポートになってしまうので次回にします。かわいい画像満載なのでお楽しみに。

2009年6月12日

一年中おすすめの睡蓮プール

今日は秋でも冬でも睡蓮たちが咲く私の大好きな場所、花と生物とのふれあいテーマパーク『掛川花鳥園』のご紹介です。この掛川花鳥園は富士山の近く、静岡県掛川市にあります。施設全体が大きな大きなビニールハウスとなっていて、中央はかなり長さのある(と、言うより端から端まで全て)池になっていて一般家庭では育てるのがなかなか難しい熱帯性睡蓮のありとあらゆる種類が咲き乱れ、熱帯魚が泳ぎ、その周りには見たこともないような熱帯の鳥たちが穏やかに暮らしています。


これはビクトリア クルジアナというなんだか欧米の豪華客船のような名前を持つ大きな大きな熱帯睡蓮。「試しに職員の子供を乗せてみましたぁ」というコメントと共に1歳くらいの子供さんがこの葉にちょこんと座って浮かんでいる写真まで展示されていました。よく見ると可愛らしい水鳥が乗っています。


あまりにも美しいラベンダー色の「クリント ブライアント」と、名前が分からないのですが葉に模様のあるこの変わった睡蓮もここで初めて見ました。

温室の入り口には紙コップにきざんだリンゴが入って100円で販売されているのですが、そのリンゴカップを手にした途端にこんな風に鳥たちに囲まれます。しっかりと木陰もあり、何より広くかなりの長距離を飛び続ける事も可能な環境なので、鳥たちはみんなのびのびと暮らしているようです。親しげに顔を覗き込んだり、おしゃべりをしたり、噛み付いてくる子なんて全くいないのです。



花もそうですが、この鳥たちの色やかたちを見ていると自然界は一体どんな仕組みになっているのかと、そしてどうして私たち人間はただの薄茶色?なんて思ってしまいます。人間だって、右手がピンクで、左手が水色、おまけに鼻の頭はオレンジ色なんてのも良かったのに・・・。

ほんとに、どの子も南国特有の陽気さと、穏やかさがあります。

かわいいなぁ・・・・・・。

それから、同種の鳥たちはとにかく仲が良いです。寄り添って眠っているか、おしゃべりをしているか、お互いの毛づくろいを手伝ったり、とそんな風に常にべったりです。


このオニオオハシ君は私の隣にドカーン!!と飛び込んできてしばらく遊んでいきましたよ。それにしても、どうしてこんなに白と黒がはっきりしていて、くちばしが大きくて目もまん丸で・・・?と不思議が一杯です。でも、全てにきちんと理由があるんですよね。凄い。


この掛川花鳥園、嬉しい事にご飯も美味しいのです。ビュッフェスタイルで、体に優しい和食を中心としたメニューがずらり、それを大きな大きなお花のハンギングボールの下でいただくことができます。園内はバリアフリーなので、車椅子やベビーカーでも全く問題ないでしょう。訪れるといつも、県内の養護施設の方たちや小さなお子さんとお母さんが一緒にのんびりと過ごされています。まだまだ他にも色々な植物が咲き、フクロウや水鳥、めずらしいものに溢れています。ぜひお休みを使って、実際に行ってみていただければと思います。


最後は、花鳥園の外の池で生まれた白鳥ベビーたちの写真です。すくすくと育ってくれることを願って・・・。

2009年6月17日

梅雨の花

恵比寿ガーデンプレイスの裏手には素敵な小道があり、そこはアガパンサスや各種ハーブ、エリカなどが群生させて植え込まれ、、こういった商業施設の中庭としてはかなりこだわった素敵なつくりになっているのでよく立ち寄っては季節の花を眺めているのですが、先日その場所でびっくりするほど立派で、きれいな花を見つけました!



この花は『立葵 タチアオイ』 一重のタイプは良く見かけますが、八重の立葵は初めての出会いでした。この立葵、梅雨のはじめから終わり頃まで咲く事から『梅雨葵』とも呼ばれるそうです。昨日もゲリラ豪雨でしたが、傘も差さず、長靴も履かずめげる事無く何事もなかった様に立つ姿、見習いたい物です。私たち人間よりも、往々にして植物たちのほうが凛として強い。よくそう思います。



一輪一輪をよく見ると、シャクヤクかカーネーションかといった豪華さです。昔の貴婦人が舞踏会に着て行くドレスのように見えて華やかで気位も高そうですが、ちょっと可愛い話があります。


この花びら、何かに似ていませんか? 色が赤だったらすぐ思い浮かびそうです。

ニワトリのトサカ?

花びらの付け根がペトッと粘着質で、引き抜いた花びらを頭に付けニワトリごっこができることから北海道の一部の地域では『コケコッコー花』なんて風に呼ばれているそうですよ。

いわゆる普通に『立葵』、がんばってます風に『梅雨葵』、ご愛嬌風に『コケコッコー花』、アオイ本人はどの呼び名を選ぶでしょうね・・・。

これから梅雨本番ですが、植物にとっては恵みの雨。私たちも元気に乗り切りましょうね!

2009年6月22日

パリの雑貨屋さん

週末はみなさんどんな風にお過ごしになりましたか?
日曜日は一日中大雨でしたね。
私もお出かけは少しだけにして、ほとんどの時間を家の中で動物たちと一緒にゆっくりと過ごしました。
その少しだけのお出かけ・・・がどこかというと。
私の住む家から5、6分のところにある雑貨屋さんなのですが、まるでパリの裏道にひっそりとたたずむような可愛らしさです。

お店の名前は『Orne de Feuilles オルネ ド フォイユ』

http://www.ornedefeuilles.com/shop/index.html/

ここに並ぶアイテムはまさに『花のある暮らし』にぴったりな物ばかり。
例えば、お花を2、3本さらっと投げ入れてもポストカードのように素敵なアレンジになるグラスや、シンプルなお花のモチーフが可愛らしい食器類、ダマスクローズの豊かな香りが広がる入浴剤、花々の優しい香りが美しい石鹸、レースで作られたお花のアクセサリーなどなど・・・。


昨日までお店のイベントで『移動手芸店』とやらが開催されていて、「こんなに一度にはお目にかかれない!」というほどの沢山のリバティープリントが並んでいました。


そうだ!今日はこれから、ちっちゃなBAG作ろう!


と、いうことで本日のお買い上げはリバティープリントの端ぎれと、パッケージが素敵だった紅茶。


キャンペーンか何かでしょうか、「お買い上げの方に差し上げています!」と、写真もイラストも可愛らしいパリの街角情報誌をいただいてしまいました。以前もアンティークポスターのイラスト集や、若いカメラマンさんの小さな写真集をいただいたことがあります。


お買い物を済ませ、さっそく帰ってBAG作りです。


早く早く仕上げたくて、定規で線を引っ張ったりもせずざくざく切って、タカタカミシンをかけること2時間、完成です!


お裁縫箱に何かで余ったリボンとボタンがちょうどこのBAGと同じ色だったのでワンポイントにつけてみました。


余った生地も2㎝幅くらいに裂いて、クリーニング屋さんハンガーにこうして巻きつければ可愛いハンガーの出来上がり!

これからの季節、さらっとした生地のワンピースなんかがワイヤーハンガーのままだと滑り落ちたりしませんか?こうすることで、滑らなくなり可愛い上に便利です。


今日のBAGは会社でちょっとランチに行くときに使おうと思います。フラワープリントに囲まれて幸せな週末でした。

2009年6月29日

愛してやまない北欧の食器

週末、楽しみにしていたフィンランドからの食器が届きました。
フィンランドの有名な食器メーカー『ARABIA』の食器が大好きで大好きで、気に入ったフラワーモチーフの物を見つけるとチョコチョコとお買い物してしまいます。私が生まれた頃、もしくはそれ以前に作られたアンティークなのでなかなかお店では見つけられず、インターネットでオーダーするのですが、フィンランドから送られてくるのでそれはそれは素敵なマリメッコの箱に入って届きます。

ホームページ見てみてください。あまりの可愛さに釘付けですよ!

http://www.arabiashokki.com/home.html/

このカップは皆さんご覧になった事があるのではないでしょうか?


あれ?誰か写っていますね・・・・。


うちのシロちゃんです。写真を写すのに一生懸命になっていたのでかまって欲しくて・・・。


シロちゃんはまた今度ゆっくりご紹介するとして、このシリーズ、パンジーとヤマゴボウの実の様な大柄がとっても気に入っています。しかも、裏側もこの実がばっちり描かれていて、女性に優しいですよね。洗うときも楽しい。モノクロのほうはもう廃盤なのでこれからは手に入りにくいかも。ディナープレートから何から全て揃えたいのですが、すでにこんな風な食器が溢れかえっていて、もう置き場所がありません。北欧の食器はモチーフのデザインも素敵ですが、ぽってりと厚みがあってとても丈夫。その丈夫さと温かみが本当に魅力です。


これも大好きなクロッカスと、シロツメクサ。青々とした野菜たちが良く似合います。ARABIAに登場するモチーフは全て北欧の森に咲く花たち。なので、見ているとDENMARKでの暮らしや思い出があふれかえってくるのです。森の中の学校の校庭はシロツメクサに覆われていたし、クロッカスは春の散歩道に沢山咲いていました。まだご紹介したいものは沢山あるのですが、少しずつにします。


今日、会社に来たら屋上の睡蓮キットの花が咲いていました!


もっと前から咲いていた様子。植え付けからほぼ1ヶ月で一輪目の花が開花しました。



さて、それでは家に帰って食事の仕度です。もちろん、ARABIAのカップでお茶をしてから。