マンスリーアーカイブ


2011年May13日

母の日ウィーク

ゴールデンウィークは、今年からデザインも担当させて頂いたオンラインショップ『アンジェ』さんの母の日商品の制作、出荷の為大阪のほうに出張でした。

こちらが母の日アイテムの一部。




今年も無事、1万件以上のご注文を頂き、全国のお母様に「ありがとう」のお花をお届けする事ができました。

1週間の大阪滞在時は当然いつも一緒の動物たち、植物たちと離ればなれ。そんな少し淋しい1週間を癒してくれたアイテムがこちら





バスソルトです。リスや、鹿、野バラなどパッケージがあまりにも可愛くて各種購入しましたが香りも良く、とってもリラックスできました。

それから休憩時に眺めていた小さなお花畑。



 



なにせ、ほぼ3日程度の期間に1万件以上の商品を出荷するわけですからそれはそれは大きな倉庫をお借りして出荷作業にあたります。分刻み秒刻みの忙しさの中、倉庫の中庭にあったクローバーを見ながらそのときばかりは少しホッとする事ができました。

無事出荷を終え、東京に戻った翌日、母が札幌から上京していたので一緒に食事に出かけました。明治通り沿いのビストロ『ALMA』。オーナーさんが仙台出身のようで、グラスのスパークリングワインをオーダーするとその中から100円が被災地への募金になったり地元東北を応援する意味で可能な限り東北の食材を使用したメニューになっていました。




前菜はアジの昆布じめマリネ。

昆布じめにしたアジにはマリネされたナスがはさまれていて、母と感激。「家ではできないね」にお互い同感。



色とりどり、新鮮な焼野菜。



若々しい色味がきれいなそら豆のリゾット。



大阪に行く際、新幹線から見えた新緑の若草色と山桜のピンクが混ざった風景とおんなじ色でした。



三元豚のグリルにはまあるいズッキーニの中にラタトゥーユが入っていました。

どれも丁寧に作られたお料理で暖かい味がしました。恵比寿、渋谷界隈によくいらっしゃる方、ぜひ一度足を運んでみてください。

2011年May19日

本当に病気知らずだったバラ

去年同じ様な時期に河津のバラ園の記事をアップしましたが、河津で購入したバラが咲きました。





アブラハムダービー以来のヒット『マダム・イサーク・プレール』。数えきれないほどの花弁が重なったロゼット咲きでいかにもフランスのバラです。香りもとても素敵。もっと大きな株に育てたいと思っています。



一重の修景バラ『ラベンダードリーム』つぼみがたくさんで、これから窓を覆うほどに咲きそうです。咲き始めはこのようにビビッドなピンクなのですがすぐに優しい淡いピンクに。ひらひらしてます。

我が家の先住バラ『アブラハムダービー』の経験から、バラを上手に育てるには、そもそも病気にかかりづらい強健種を買うに限る!!と河津で苗を選ぶ際も、まず単純に好みで苗をずらりとピックアップし、少しでも○○病に注意といった表記のあるものは全て省き(と言うより心を鬼にしてあきらめ)、その中から強い事が自慢の種を購入しました。

結果は大正解。やはりバラは、よほど環境が整ったお庭やベランダをお持ちの方、もしくは1日中バラのお手入れに熱中する事のできる時間をお持ちの方は別にして、好みだけで品種選びをするよりも、強健種の中から好みのものを選ぶほうがずっとずっと、手入れも楽に期待通りの花を咲かせてくれますよ!!!強健種でも写真のようにうっとりするような花、たくさんあります。

野菜も同じ。またまたブームのゴーヤーやきゅうり、なすといった1日中太陽サンサンに浴びないとならないものは、我が家のお庭では健康に育ってくれませんでした。その点、ミニトマトは非常によく育ち、去年は豊作でシーズン中ほとんどトマトを買う必要がなかったほどの収穫量だったので今年も苗を植えました。



数週間でもうこんな様子です。そして、いい具合にテラコッタが苔むしてきました。



こちらは少し前のモッコウバラ。10年位前、お店で枯れかけていたものを救出し地植えにしたのは良いのですが、1度も花を咲かせたことはありませんでした。横に這わせたほうが良く花を付けると分かっていたのに、「丈夫なモッコウバラ、ほうっておいてもそのうち咲くでしょ」と思っていました。でも咲く事はなく、春の始めにアーチ状に仕立てたらこの通り。なんて正直者なんでしょう・・・。「今までの君の態度じゃ咲けないね!」としかられた気分でした。

このモッコウバラと足元のたんぽぽ、パンジー、クリスマスローズをミニブーケにまとめて、祖母の所に持っていきました。



この頃上京していた母が、ベランダで咲くアブラハムダービーを「ここに持ってきたほうが目にするでしょ」とダイニングテーブルのコップに挿していました。毎年書きますが、本当にこのバラ大好きです。虫も病気も寄せつけないのに、可憐な美しさを持ち合わせています。



あぁ、でも残念。この子はマグのおなかに入ってしまいました。

なにせ、我が家でマグの手に届かない場所なんてさほどないですからね・・・。

そして、ご紹介をすっかり忘れていた水仙。球根の入っていた袋に記載された名前をメモするのを忘れてしまって、残念ながら名前が分かりませんが変わり種で、開花をとても楽しみにしていたのですが無事、春先にたくさんの花を付けてくれました。



これからの庭仕事は・・・。先日コーヒーショップでゴーヤーの種をもらいました。ゴーヤーのグリーンカーテンでこの夏を涼しく過ごしましょう、と言うキャンペーンのようでした。我が家のお庭の日照ではあまり上手く育ちませんが、せっかく頂いた種なのでもう一度挑戦してみます。

2011年May27日

花とふれあう サンリッチひまわりスマイルツアー開催しました。

5月22日、良く晴れた日曜日タキイ種苗さんとの共催イベント『花とふれあう サンリッチひまわりスマイルツアー』を開催しました。

弊社では例年、母の日の直前に同様のイベントを開催しており、子供たちを連れてカーネーションの生産農家さんのところにお伺いしカーネーションの摘み取りを楽しんだ後にそのカーネーションを使ってアレンジを作りお母さんにプレゼントしようという参加型イベントの父の日バージョンです。摘み取ったひまわりでアレンジを作ってお父さんに感謝を伝えよう!!というもの。

今回は9家族24名のみなさんと共に千葉県の南端、西岬(にしざき)地区で主にサンリッチひまわりを生産していらっしゃるJA安房花卉部西岬支部共選部会さんのハウスを訪問しました。



ハウスへ向かう道中は畑、畑、森。人より田んぼのシラサギのほうが多い自然豊かな美しい景色を眺めながら到着すると、出迎えてくれたのは大人の背丈ほどもあるひまわりとひまわりのような元気な笑顔が良く似合う生産者の方々でした。

サンリッチひまわりといってもいろいろな種類があるのですよ。親しみやすいようにそれぞれフルーツの名前がついています。鮮やかなオレンジは『サンリッチオレンジ』、それよりも黄味が強く透き通るような『サンリッチレモン』、『サンリッチパイン』、サンリッチオレンジに近い『サンリッチマンゴー』などなど。そして切り花に向くよう小ぶりで、お部屋やお洋服を汚す事のないよう花粉が散らない、と言ったさまざまなお話しを生産者さんやタキイ種苗さんから教わって、いよいよ摘み取りです。



子供たちにとってはまさにひまわりのトンネルを潜り抜けながらの作業。みんな本当に楽しそうでした。やっぱりひまわりは元気でたくさん笑う子供たちにぴったりの花。



嬉しくて嬉しくて、はしゃぎながら一生懸命な子供たちを見てお母さんたちも嬉しそうでした。



ひまわりは香りあったかな?



摘み取りが終わったら、アレンジメント教室開始。



私の作ったサンプルを、そのまま作ってみましょうでは少しつまらないので子供たちがどんな発想を持ってどんな個性を輝かせてくれるか、テーマは自由に、思い思いに作ってもらいました。お花も1本1本に個性があります。どんどん伸びる子、ゆっくり伸びる子、大きい子小さい子、そっぽを向いてる子。その個性をしっかり見せてあげるには全部のひまわりを1列に、同じ高さには並べずに高低差をつけると生き生きとみんなが違った表情に見えるよ!という事だけ最初に、アドバイスをさせて頂きました。



生産者の方たちもおおはしゃぎ、大人3人がかりで参加してくださいました!!毎日毎日ひまわりたちと一緒の生活、ひまわりたちにとっては生みの親、育ての親です。さすがにどのひまわりの表情も生き生きと元気に表現してくださいました。

完成後、何人かの子供たちに作品発表をしてもらいました。





とても多かったテーマは『家族』。「このお花は、今日をとても楽しみにしていたのに風邪で来られなくなっちゃったお姉ちゃん。お姉ちゃんが辰年なので、ドラゴンを作りました!」「この一番背が高いのはお父さん、これはぼく、みんな一緒で楽しい事を表現しました。」などなど、元気に発表してくれました。



今回ご参加頂いたみなさんと記念撮影。

日頃ふれあう事のなかなかない生産者さんに会って、お話を聞き、一緒に摘み取りをしたりお花を作ったり、たくさんの笑い声と元気に囲まれた、私にとっても本当に楽しい1日になりました。

このような機会を作ってくださったタキイ種苗さん、大きな笑顔で迎えてくださった生産者のみなさん、それからご参加くださった皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。

素敵な1日をありがとうございました。

摘み取ったひまわりは私もウキウキと持ち帰りました。今日もまだこんなに元気ですよ!