人々の一生に100の花・1000の花を咲かせる仕事----。日比谷花壇「花のある暮らし」メインデザイナー石井千花のブログです。
2012年January30日
みなさん毎朝、毎晩寒くて寒くて体調など崩されていませんか?
特に朝、家を出た瞬間のぴりりとした寒さは冬、札幌に帰った際や真冬の蓼科を訪れた際の感じによく似ています。でも、私たち花屋さんは春真っ盛り。チューリップやスイートピー、ラナンキュラスといった春の代名詞ともいえる花たちが店頭では今最も旬の花たちです。
ありがたいことに我が社では時々旬の花の社販があります。今回はスイートピー。私も『ゆめじ』という少し珍しい品種のスイートピーを購入し、週末家に飾りました。
スイートピーはスイートピーだけをさらりと生けただけで充分美しく、むしろその方法が一番美しくスイートピーの愛らしさが際立つ気がしますが、私は大好きなバラ『リメンバランス』と一緒にお気に入りの花器に活けました。リメンバランスは大きな大輪のバラですが淡いペールトーンのカラーがスイートピーの繊細さとよく似ていてとても合うと思います。
この『ゆめじ』、よく見るとこんな風にほんのりピンクがかっているのです。ひらひらしていてシルクのワンピースが風になびいているようです。
私は甘すぎるより、少しぴりりとシックな要素が入ったアレンジが好きなのでパープルのリューココリーネを入れました。また印象が変わりますよね・・・。
このリューココリーネも、とてもとても香りの豊かな春のお花です。お花屋さんで見かけた際はぜひ購入してみてください。
このフワフワと柔らかい春の花の香りに包まれながら週末は編みかけのセーターを一気に仕上げました。
袖も全体のシルエットもバルーン風の優しいラインと大好きなタートルネック。この冬に間に合いましたぁ!寒い2月は大活躍しそうです。編み物も洋裁も、自分の好きな素材、好きな色、好きな形で、既製品よりも自分の思い描いた表情、雰囲気が実際に形になるので手作りが本当に好きです。
これは昨年編んだボレロ風のカーディガン。ふんわりモヘアと、ボタンではなくネクタイのようなリボンのような部分で縛って、なんともいえないゆるーいリラックスした着こなしができます。
でも、我が家はインコちゃんやうさちゃんが肩やひざに乗っかってくるので実はあまり着ていません。ひっかかっちゃうので・・・・・(悲)
こちらはボレロと同じ種類のモヘアの色違いで作ったマフラー。これ、可愛い使い方ができるのです!中央に通したリボンをキューッとしばるとクシュクシュッとフリンジの襟元が演出できます。ラベンダー色のスイートピーみたい。
これはしょっちゅう使っています。そのたびにどうやって作るのか、同僚たちに聞かれますがいたって簡単!太目のモヘアでひたすらメリヤス編み、マフラー状に仕上がったら好きなリボンを中央に通して大きなビーズでリボンの先端を止めるだけです。編み物趣味の方、ぜひ作ってみてください!
あとは、お遊びで作った我が家のパンジー人形。フェルトとあまり物のビーズで作りました。
裏側。
こちらがほんとのパンジーです!
編み物はまた来年の秋から始めるとして、これからはまたミシンで物つくりの予定です。とてもとても素敵な生地を見つけたので・・・。
馬やうさぎ、たくさんの野の花が描かれたどきどきするような柄。私にとっては夢のような生地で、うーん・・・・・、何を作ろうか考え中。仕上がりはまたこのブログでご紹介したいと思います。
まだ一ヶ月くらいは寒い日が続くことでしょう。お部屋には春の花を飾りながら、みなさん暖かくしてお過ごし下さい。
学生時代をデンマークで過ごし、大自然と人の関わり方に大きな影響を受け、帰国後フラワーデザイナーに。“花”の本質を引き出す表現技術は群を抜き、日比谷花壇の最高級ブランドのコンセプトづくりや法人向商品企画、有名宝飾店ディスプレイ、インテリアデザイン会社とのコラボレーションなど多彩な活動を展開。“自然と関わって生きる”自らのライフスタイルを貫きながら、広く社会と人々に花と緑の提案を行っている。
みなさん毎朝、毎晩寒くて寒くて体調など崩されていませんか?
特に朝、家を出た瞬間のぴりりとした寒さは冬、札幌に帰った際や真冬の蓼科を訪れた際の感じによく似ています。でも、私たち花屋さんは春真っ盛り。チューリップやスイートピー、ラナンキュラスといった春の代名詞ともいえる花たちが店頭では今最も旬の花たちです。
ありがたいことに我が社では時々旬の花の社販があります。今回はスイートピー。私も『ゆめじ』という少し珍しい品種のスイートピーを購入し、週末家に飾りました。
スイートピーはスイートピーだけをさらりと生けただけで充分美しく、むしろその方法が一番美しくスイートピーの愛らしさが際立つ気がしますが、私は大好きなバラ『リメンバランス』と一緒にお気に入りの花器に活けました。リメンバランスは大きな大輪のバラですが淡いペールトーンのカラーがスイートピーの繊細さとよく似ていてとても合うと思います。
この『ゆめじ』、よく見るとこんな風にほんのりピンクがかっているのです。ひらひらしていてシルクのワンピースが風になびいているようです。
私は甘すぎるより、少しぴりりとシックな要素が入ったアレンジが好きなのでパープルのリューココリーネを入れました。また印象が変わりますよね・・・。
このリューココリーネも、とてもとても香りの豊かな春のお花です。お花屋さんで見かけた際はぜひ購入してみてください。
このフワフワと柔らかい春の花の香りに包まれながら週末は編みかけのセーターを一気に仕上げました。
袖も全体のシルエットもバルーン風の優しいラインと大好きなタートルネック。この冬に間に合いましたぁ!寒い2月は大活躍しそうです。編み物も洋裁も、自分の好きな素材、好きな色、好きな形で、既製品よりも自分の思い描いた表情、雰囲気が実際に形になるので手作りが本当に好きです。
これは昨年編んだボレロ風のカーディガン。ふんわりモヘアと、ボタンではなくネクタイのようなリボンのような部分で縛って、なんともいえないゆるーいリラックスした着こなしができます。
でも、我が家はインコちゃんやうさちゃんが肩やひざに乗っかってくるので実はあまり着ていません。ひっかかっちゃうので・・・・・(悲)
こちらはボレロと同じ種類のモヘアの色違いで作ったマフラー。これ、可愛い使い方ができるのです!中央に通したリボンをキューッとしばるとクシュクシュッとフリンジの襟元が演出できます。ラベンダー色のスイートピーみたい。
これはしょっちゅう使っています。そのたびにどうやって作るのか、同僚たちに聞かれますがいたって簡単!太目のモヘアでひたすらメリヤス編み、マフラー状に仕上がったら好きなリボンを中央に通して大きなビーズでリボンの先端を止めるだけです。編み物趣味の方、ぜひ作ってみてください!
あとは、お遊びで作った我が家のパンジー人形。フェルトとあまり物のビーズで作りました。
裏側。
こちらがほんとのパンジーです!
編み物はまた来年の秋から始めるとして、これからはまたミシンで物つくりの予定です。とてもとても素敵な生地を見つけたので・・・。
馬やうさぎ、たくさんの野の花が描かれたどきどきするような柄。私にとっては夢のような生地で、うーん・・・・・、何を作ろうか考え中。仕上がりはまたこのブログでご紹介したいと思います。
まだ一ヶ月くらいは寒い日が続くことでしょう。お部屋には春の花を飾りながら、みなさん暖かくしてお過ごし下さい。