人々の一生に100の花・1000の花を咲かせる仕事----。
日比谷花壇「花のある暮らし」メインデザイナー石井千花のブログです。
2014年February05日
2014年February17日
雪に翻弄された2月の週末…。
いろいろな予定が狂ってしまいましたが、せっかくならば冬景色を感じようと足元頭上に気を付けながらごくごく近所をうろうろしていました。
バス1本で行ける馬事公苑。
馬事公苑は桜の名所で毎年桜の季節には足を運びますが梅の花もとてもきれいでした。
この日は気温も低く、冷たい空気に肌がきりきりしていましたが、足元の雪のシャリシャリという音と梅の香りが何ともよく、体の中の空気が清められたような気分に…。
そして、白鳥さん。いつ行ってもこの池にいるのでもう住み着いた白鳥さん。
一人だとさみしいのでは、と思ってしまうかもしれませんが2羽住み着いているので安心してください。
馬も人も大雪に少々滅入っていますがこの子は元気いっぱい。
きれいな梅、元気な白鳥とふれあうことができ、思い切って出かけてみて良かったです。
こちらは近所の氷川神社。東北のどこかの神社のような趣になっていますが都内です。
近所の元気な高校生と一緒にウサだるま、馬だるまを作ってみました。
困ったなぁ、と思いながらもなんだかんだ雪を楽しんだ2月の週末でした。
毎月の文化放送でのレッスン。ずいぶん久しぶりに、ドライ素材のレッスンにしてみました。
寒い季節はお部屋の中で過ごす時間も増えますし、ソファーに座りながらふとリビングの壁に目を向けた時ナチュラル素材のタペストリーがあったらステキ!そんなコンセプトのレッスンでした。
どれも初めて目にするようなユニークな形状の素材を組み合わせてみたので思いのほかバランスをとるのが難しかったようでみなさん苦労されていました…。みなさんごめんなさい。
ドライのオクラや、エレファントイヤーという名前の通り、ゾウさんの耳のようなヒラリとした木の皮?イソギンチャクのような木の実?などなど…。
唯一使用したプリザーブドのお花はハナミズキ。苦労はしても仕上がりはみなさんとっても素敵になりました。
シンプルなお部屋の白い壁にも合いますし、ナチュラルで素朴なウッドの壁にもよくマッチします。
次回のレッスンではパープルグラデーションのスイトピーを使用する予定です。
今お花屋さんの店頭はチューリップやスイトピー、ラナンキュラスなどなど春のお花が一番良い季節です。私も社販でとても珍しいスイトピーを購入し、お部屋に飾っていますよ。
スイトピー『アンティーク』です。雰囲気がとても素敵、大好きです
ラズベリーカラーの胡蝶蘭やピンクのアジサイ、深い紫のスイトピー、淡い紫のライラックと一緒に活けました。
こちらは珍種のチューリップ。フリンジ咲きの『バルバドス』と、ピンクのフリフリが中世の絵画に描かれているチュリップのような『ウェバーズパーロット』です。個性的なお花には、あえて同じくらいのインパクトのある花器に活けてしまうのもポイントです!
お部屋のお花は春真っ盛りですが、ここ数日寒くなってきましたねぇ!
クラブの馬もワンコもモコモコ着込んでいます。
インフルエンザも流行していますし、みなさんも暖かくして晴れた日には冬の太陽にあたり元気にお過ごしくださいね。